『乙女のクラシック』

たまりにたまった本を読んでいるこの頃なのですが。

1月くらいに買ってから仕舞われたままだった『乙女のクラシック』、読んでみました〜。

12-5-11

そういや、思わず表紙買いしたのだったわ…。『野いばら』と一緒に(これもまだ読んでない!!)


さてさて。


ふら〜っと読み進め始めたのですが。


わたくし、この方の文体が微妙に合わない…!!(笑)

そういや、これを買った当初拝見したブログも読んでいて微妙な感じになっていたので、これはもう、ほんとわたくしってば、高野さんの文章が合わないのだわ、と。

なんというか、語尾や言い回し、固有名詞において、「どうだ?! どうだ?!」といわんばかりの「乙女感」というか…。
ほんと、わたくしがへそ曲がりなだけなのですが。

あと、わたくしが好きなのは「乙女」ではなく「淑女(レディ)」なのだなあと、再確認いたしました。


たぶん、この本は10代のお嬢さんにおススメなのかしら、と思ったり。

わたくしがMCシスターを読み、小沢健二を聴き、WOWOWで『攻殻機動隊』を鑑賞し(え?)、テレビ大阪の映る友達にエヴァの深夜再放送の録画を頼んでいた(え?!)高校生のころなら、すんなり読めたような気がします。


さて、わたくしのへそ曲がりっぷりはこのへんまででおいておいて。


でも、中身は面白かったのですよ?


詳しい方にとっては当たり前で浅いものかもしれませんが、素人が読むにしては、クラシック音楽の始まりから現在までがカンタンにわかるようになっていてよいと思います。

とくに、章の頭にある年表は参考になります。


この本を読まなければずっと知らなかったのではないだろうか、というお話もいっぱいありまして(個人的に)、文体はともかく(ほんとごめんなさい)、途中で投げ出さずにおいてよかったです。

付属のCDや、いろいろと紹介されているDVDの中で気になったものを手に取ってみても、どんどん世界が広がっていきますよ〜。


バッハが奥さんの練習のために作った曲とか、中世の女性作曲家ヒルデガルト・フォン・ビンケンとか…。
この本を読まなければ、きっと知らないままでしたもん。


そして、ヴィヴァルディが女の子だけを集めた孤児院で音楽を教えていたって、どれくらいの人が知っているんでしょう…。

17世紀のヨーロッパで、孤児のしかも女の子に音楽を教えるって、すごいことですよね。
そういった福祉があったんや〜と感動してしまいました。それだけ、ヴェネチアが豊かだったんでしょう。
貧しさの最初の犠牲って、やっぱり子供ですもんね。

どうでもいいんですが、「孤児の女の子」「孤児院」というキーワードで、思わず『ブラッドハーレーの馬車』的なことや、『ヘルシング』(ヒラコーのほうの)のイスカリオテ機関的なものを思い浮かべたわたくしは、やっぱり乙女ではないとしみじみ思い、高野さんの乙女文章が合わなくても(しつこい)仕方あるまい、とそっと涙をぬぐった5月のとある日のことでございました。

って、なんじゃこの締め(笑)。

豆乳で★ほうれん草としめじのキッシュ

みなさま、GWはいかがお過ごしでしたでしょうか。

わたくしは、当初の予定通り
洗濯! 掃除! 料理!
の日々をときめきながら過ごしてしまいました。ハフ〜(充実)。


さて、わたくしがず〜っと(年初あたりから)作ってみたかったけど、なかなかできなかったレシピ。

それは、バター&牛乳不使用のキッシュ!!


以前、キッシュ作りにはまったことがあったのですが、そのとき、バターを入れるのにイヤになってしまってだんだんと作らなくなったということがありまして…。


その後、ベジレシピに興味を持ち始めて、どうやらバターや牛乳、生クリームなしでも作れそうだということに気づきまして、
ずっと挑戦してみたかったんですよね。



んで、作ってみました〜。

12-5-6

キャー、できるものね!!




参考にしたレシピは、
あな吉さんの
『ゆるベジ焼き菓子教室』
のタルト部門のコラムにあった「おかずタルト」の生地(てんさい糖抜いて塩追加しただけの)と、

キッシュにはまっていたころに存分に参考にしていた
福田淳子さん著
『野菜がたくさん食べられるキッシュの本』
(「野菜」ってところは、昔とブレがないわね…!と自分でも)。



あな吉さんのレシピで焼いたパートブリゼに、ほうれん草としめじをオリーブオイルで炒めてチーズを乗せ、豆乳&卵のアパレイユを注ぎ焼く、というような手順でやってみました。



バターたっぷりのキッシュに比べて、ず〜っとあっさりです。

たぶん、ひとりで一台食べられる…、ってそれは食べ過ぎですが!!(笑)


白ワインにすんごい合います。


卵とチーズを使っているのでベジレシピではないですが、とくにこだわりがなく、あっさりキッシュが食べたい方におすすめです。

『アウトレイジ』続編が秋公開予定

風薫る5月、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

わたくしは4月の末までに溜りにたまったなんだかわからない衝動が一気に解放され、
「5月以降は浮かれて暮す!!」をテーマに、GWを過ごそうと計画しております。

ず〜っとやりたかった冬物の洗濯&掃除&お料理などなど、いろいろありますが、
読みたかった本や観たかった映画も山積み状態ですので、少しずつ楽しんでいこうと。



さて、その「観たかった映画」とは北野武監督の『アウトレイジ』!!



基本的にエレガントな姫系を愛するわたくしですが、こういうのも好きです(笑)。

んで、観てみたんですが。

ヤクザって大変だなと(それだけか)。

たけし演じる大友率いる大友組の「下請け」っぷりが、もう大変すぎる…。


あと、塚本高史のドチンピラヤクザのはまりっぷりとか(この人、こういうのほんと合いますよね)、そのボッタクリバーのショボさとか(笑)、関内会長のところにいる、揃いの白いジャージを着ている若い男子たちとか、いろいろ面白いポイントが多かったです。

あの白ジャージボーイズって、やっぱアレなのかしら、「会長がホ○設定」ってことなんでしょうか。
会長が女好きだったら、全員メイド服の女の子になってたんじゃ…。



とまあ、そんな感じで(どんな感じか)。


どうやらけっこう人気がある作品のようで、続編が制作中だとか。

映画『アウトレイジ』続編

今度は、東京VS関西のヤクザ対決らしいですよ。

なんと、西田敏行さん、高橋克典さんも出演なんですって!!
ちょっとそれはモウ、期待しすぎてしまいそうです〜。たたた楽しそう…。

ゼヒ、前作で、さっくりと会長に成り上がった加藤と、大友組唯一の生き残りのインテリヤクザ石原をコテンパンにしてほしい…(笑)。

『ヒストリエ』が第16回手塚治虫文化賞を受賞

『Fate/ZERO』を観ていてですね。

『ヒストリエ』のエウメネスをサーヴァントとして呼び出したら、かなりの高確率で勝てるのでは??
と妄想したんですよ。
とにかく頭がキレるし、すんごい戦略を立てて勝利させてくれるのではないかしら、と。

だとすると、クラスはライダー?
宝具は「残虐なスキタイ人の鐙」を、なんかカッコいいルビをつけて読ませて??
つーか、それって宝具?!

とか、今朝、電車の中でニヤニヤしながら考えていたら、今日の朝刊で『ヒストリエ』が手塚治虫文化賞を受賞というニュースが出ていて、なんかもう運命を感じてしまいました(笑)。
神様はいらっしゃるわね!!(まんがの神様??)

『桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活』

『桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活』ですが。

読んでいる時期、作者の奥泉光さんが芥川賞の選考委員に就任されたとかいうニュースが出て、びっくりしました。

というのはおいておいて。

桑潟幸一通称クワコーシリーズです。


まずは一作目『モーダルな事象 桑潟幸一助教授のスタイリッシュな生活』

12-4-3-1


生駒の三流短大で助教授をやっているクワコーが、とある作家の未発表作品をめぐっての事件に巻き込まれていく、というような結構本格的なミステリーでした。

読み始めはその面白すぎる文章にはまり込んでしまって、まさかマジモンのミステリーだとは思わなかったんですが(笑)。
読み進めるごとに、なんでもないように思われていた点が線につながっていくのは素晴らしかったです。

久々に面白く読める本に出会えました。

個人的に、「面白い本」というのは、「何回も読みたくなる・読んでしまう本」なんですが、これはまさしくそうでした。今、2回目読んでます。

再読すると、かなり始めのほうから「うをを…」と驚くこと多しです。



さて、続編(?)の『桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活』

12-4-3-2


クワコーが生駒の短大から千葉の大学へ赴任するのと同じく、表紙も中村●介風のナウいデザインに(笑)。つーか、ほんと今の流行りなんですかね。こういうの。

『モーダル〜』とはうってかわって、帯にもあるとおり「ユーモア・ミステリー」にモデルチェンジしています。
人死にがありません。
ですが、上手く事件を組み立ててあって、さすがだなと思いました。

あと、キャラクターがとてもいいです。
どっちかというと、『モーダル〜』に比べて、キャラクターで回していく感じになってるのかも。

トホホなクワコーに、たくましすぎる文芸部のメンバーに、「どんなカネでもカネはカネ」が信条の鯨谷学科長などいろいろ出てきますが、わたくし個人的に好きなのは、大学唯一の男子・ザッツ★千葉なモンジ(笑)。

コスプレと同人誌(コミケとかのほうの)がメインの活動になってしまった文芸部に入った彼が持ってきた「純文学作品」がモウ好きすぎます。一番文芸部らしい活動をしようとしているのに…(笑)。なところが。

これも2回読んでしまいました。



しかし、どうでもいいんですが、ひとつだけ納得できないところがあってですね。

文芸部メンバーがコスプレの話しているときに出てきた「天使禁漁区」がですね〜…。
ほんとは「天使禁猟区」ですよ?!
誤字よ誤字!
「漁」じゃなくて「猟」!!

文春の編集室に電話かけて、「もしもしわたし由貴香織里先生の大ファンなんですけど、訂正してもらえます?!」っていうところでしたわよ?! 

…というのは冗談で(由貴先生、昔はよく読んでましたわ…)。


とまあ、読めばわかっていただけるのですが、二つの作品は微妙に雰囲気が違います。


個人的見解ですが、

『モーダル〜』は『相棒』で神戸尊を演っているミッチー。

『准教授〜』は、ワンマンショーの(「死んでもいい」でポンポン持って踊る)ミッチー。


みたいな感じ…??

あと、両作品は別の世界の話と考えてよいです。

助教授のクワコーと准教授のクワコーは全くの別人ですもんね、よく読むと。
性格が、じゃなくて、時間的に全然違うし、ほかの点でも(助教授のラストとか)。

助教授は20世紀末でクワコー40歳過ぎ、准教授はあきらかに21世紀に入っているのにクワコー40歳、とかの点でも。
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Author:おかだあんの
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